2025年02月26日

相棒との試練

 前回、悠々クラブ誕生などと調子に乗っていたが、すぐに試練が待っていた。それというのも、愛犬家にしか理解して頂けないことだが、相棒で我が子でもあるダックスフントのシンバに腫瘍ができて、手術をしなければならなくなり、病理結果を待つことになったのだ。
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 もともと私はB型の心配性の性格である。子育ての時も、常に 最悪の事態を想定して対処してきた気がする。周りから悪い方に考えるな、とさんざん言われたが、楽天家にはなりたくてもなれなかった。
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 結果が出るまでの三週間、生きた心地がしなかった。眠れなくなったので、家から5分の明治神宮に出向き、広い庭を歩きながら大空に向かって神に祈った。涙ぐみながら。人がいない時は 声を絞りだして。「あの子を どうか 救ってください。救ってくださったら、今度は 必ず体調管理をしますから、、、」と。
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 実のところ、夫が亡くなって以来、多々、相棒に話しかけていた。ふたりで生きて行こうね。あなたがいるから、ママは元気でいられるんだよ。食事時は、こちらの寂しさを一挙に引き受けてもらい、おいしい食べ物があると、いつも一緒に食べていた。その結果、かなり重症な 肥満児になっている。一緒に食する楽しみに負けてしまっていたのだ。
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 結果は なんと良性だった。
 さっそく教会に出向き、真剣に神に感謝した。
 安倍首相の事件以来、信仰に対する欺瞞が首をもたげてきていたのに、神にすがるより道がない時には、実在するか否かは全く関係がなかった。ひたすら神の恩寵を求めている自分がいた。今は、毎朝、おはようが言える幸せを味わいながら、食事の与え方に知恵を絞っている。
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posted by アンジェリカ at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 立木アンジェリからのお便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする