2015年08月04日

人生お平ら

 ともかく暑い。ここ十年近く夏は標高千メートルの地にいたので、東京のこの暑さで参ってしまっている
 炎天下の中で土木や交通整理をしている方々に尊敬のまなざしがゆく。
 そして自分に言うのだ。「どう? 辛いでしょう。毎夏、軽井沢なんかで過ごして楽してきたから、人並み以上に辛さを感ずるのだよ。ザマミロだよね」と。こんなところにも、きちんと「人生お平ら」の流れが感じ取れて、ひとり苦笑いしている。
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 そんな中、娘から分厚い手紙が届いた。
 まだ、ほやほやの湯気がたっているので、きちんと気持ちの変化の感情生活をしていないのだが、手紙の趣旨は、私の中の何かがすっかり緩んでしまう内容だった。その夜にも、娘の家に訪ねて行き、手を握りあい、語り合いたいという衝動を抑えるのがやっと。パートナーが、横で「あんな思いをしてきたのに、手紙ひとつで転ぶのか」と変化球を投げてきたので、驚いて、はったと我に返ったというところだった。
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 母一人子一人の信頼関係。
 それはこの世で最高のもののひとつで、「絶対に近い何か」と思い、それを疑わなくてはならないということは、すなわち、これまでの自分の人生は失敗だったかもしれないということにもなり、自分の性格が変ってしまうのではないか、という恐怖もでてきて、必死に踏ん張ってきたような気がする。
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 ひとたび、自分の距離をおいて眺めてみれば、私はB型タイプの典型らしく、外部からの刺激に敏感すぎて、過敏症の傾向にある。けれども、どうやら、立ち直りも人の何倍か早いらしくて、O型の夫や娘は、「いったい、どうなっているの」ということになるらしい。そのジェット・コースターのレールは起伏が激しく、速度も並ではない。もしも、そうしたリズムの違う人が身近にいたら、どのように感じますか? と自分に問うと、「たまに逢えば面白く刺激的ということになっても、そりゃあ、いつも近くにいたなら疲れるでしょうよ」ということになる。哀しいけれど仕方が無い。これが私の個性でもある。
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 今は、しばらくは、この新感覚を味わって、全く違う次元のステップ。たとえば「余り深刻に囚われすぎず、あっさりゆきましょう」みたいな場所にたどり着けることを願って体感温度39度からの脱皮を図りたい。
posted by アンジェリカ at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 立木アンジェリからのお便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする