2021年09月07日

安心と不安心 どちらを選ぶ

 税理士先生と話を詰めて、ようやくシンバと軽井沢にきたが、毎日雨ばかり。けれども体調にはちょうど良かったかもしれない。どっと疲れが出て、夜は七時には眠くなり、翌朝の五時か六時まで眠り続けていた。昼間もトロトロ昼寝。たくさん眠れる人は若い、とどこかで聞いたことがあるが、そんなはずはないので、それもこれも雨に濡れて銀光りする緑に囲まれているからに違いない。
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 ある日、生ゴミを出しに近くの小学校の裏手に出向いた。人参のソテーを作ろうとガスコンロに鍋をかけたまま。注意深く「トロ火」にして。
 小学校の裏手の広場は、めずらしく澄んだ青い空が雲の間に見えて、心がパッと明るくなった。同時に、鍋をかけてきたことなど、すっかり頭の中から消えていた。喜び勇んでシンバとゆったり散歩する。
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 三、四十分ほど経て、気分良く玄関のドアを開ける。空気が灰色になっている。吹き抜けのリビングまで先が見えない。濃霧に近かった。震え上がって駆け込み、火を消した。あと、五分、遅れたら、、、。
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 東京のマンションは入居した時からlHで、これなら夫を一人にしても大丈夫などと安心していたが、告白すれば、私の方が多々、自然に消えるその便利性にお世話になったいた。そのたびに自信喪失していたというのに、、、。長年、その安全性故に、私の本質的判断力が鈍くなっていた、と思わざるを得ない。
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 そこで結論を記せば、二十年使い古したガスコンロを安全な新品に取り替えるのではなく、消火器を新しい品に取り替え、そして、キッチンタイマーを四個に増やして、ガスをつけている最中、時間差で注意を喚起させることにした。あれから半月。夜、寝室に行く前に鍵だけでなく、ガスコンロも点検している。
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posted by アンジェリカ at 22:12| Comment(0) | 立木アンジェリからのお便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする